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KCPS 2019年1-3月期の稼働率について

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KDDIクラウドプラットフォームサービス(以下、KCPS)のサービス運用担当の大森です。
KCPSの2019年1-3月期の稼働率(※)は99.999932%でした。

(※)稼働率=月間VM稼働時間累計/(月間VM稼働時間累計+月間VM故障時間累計)ただしメンテナンス時間を除く

いつもKCPSをご利用いただきありがとうございます。

皆さまは、2018年10月30日から提供開始している専有型サーバーサービス「KDDIクラウドプラットフォームサービス ベアメタルサーバー(以下、ベアメタル)」に、オプションメニューがある事をご存じでしょうか。その名も「VMware仮想化オプション」。

本オプションメニューは、ベアメタルをご契約されたお客さまへ、専有のVMware仮想環境を容易に構築していただく事を目的にご用意しており、私たちはお客様のご利用に応じた正しい料金を請求するために監視・運用を行っています。

それでは、実際にどの様な運用を行っているのか一例をご紹介します。

「VMware」はライセンス商品ですので、お客さまのご利用状況に応じた料金を請求しています。ライセンス利用の根拠データ(以下、根拠データ)は、お客さまが申し込み時に登録された「vCenterサーバー」から定期的に取得しています。弊社では根拠データの取得状況をシステムチェックしており、長時間(3日間)データ取得できない場合、運用担当からお客さまへご連絡しています。

次の図は根拠データが取得できなくなるトラブルが発生した際、お客さまへご連絡を行う際の流れを描いています。

①「5/2 00:00」にお客さまの根拠データを取得できない状況が発生
②根拠データが取得できない状況が3日間継続した為、運用担当へお客さま連絡するためのアラーム鳴動が発生
③運用担当はお客さまへ「vCenterサーバーの起動依頼」のご連絡を実施

その後、お客さまにて対処をしていただき、再び根拠データを取得できる様になりました。

それでは今回のまとめです。

(1)「VMware仮想化オプション」は「vCenterサーバー」からライセンス利用の根拠データを取得している
(2) 実際の利用状況に即した根拠データとする為に「vCenterサーバー」をできるだけ稼働状態にする事としている

上記2点を知っていただくことで、より正確な料金請求が行われる運用を行っていただければ幸いです。
 


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